住居確保給付金

「住居確保給付金」ってこんな感じです。



正直言って、このことをありのままにお伝えするには悩みました。

自分自身が経験したことだけをお伝えしようとしていますが・・・
[緊急小口資金]→[総合支援資金]と申し込んで来て、[住居確保給付金]も申し込んでいるとすれば、それは生活資金が苦しいと言うことを、こうやって公言しているに等しい行為だからです。

なお、筆者が申込みを行ったのは、東京都[豊島区くらし・しごと相談支援センター]です。
※各自治体によって、申込み先や、条件が違いますので注意してください。

この給付を受ける為には、各自治体によって基準額が違いますが・・・最低限の預貯金額が無いことが前提となっています。(2020年5月12日現在)

↓東京都豊島区の場合は以下の通りです。

単身世帯 50.4万円以上
2人世帯  78.0万円以上
または100万円以上(3人世帯以上)
※同居の親族がある場合の預貯金額の合計です。

まず、この各自治体によって異なる預貯金額の基準額をクリアーしていない人は、そもそもこの給付金を受ける資格がありません。


(2020年5月13日追記)
「要件であるその月の収入と預貯金の額は、各自治体の住民税が非課税となる収入を根拠の数字としてるので、全国一律ではありません。」
と言うご指摘をいただきました。訂正してお詫び及び感謝申し上げます。ありがとうございます。

金額は、あくまで東京都豊島区での(2020年5月13日現在の)例です。再度、お住まいの自治体にご相談ください。
(出来れば日本全国の自治体の基準額をここでお伝えしたいのですが、申し訳ありません。)


次に、月額収入範囲(基準額)があります。
※これも特に、各自治体によって基準額が違うと思いますので注意してください。

東京都豊島区の場合は、

  • 単身世帯 84,000円以下
  • 2人世帯 130,000円以下
  • または   172,000円以下(3人世帯以上)

正直言って意味が分かりません。
例えば、3人世帯(夫婦と子供1人以上)で、100万円以上の預貯金がある場合か、月に17万2千円以上の収入がある場合は、この住宅確保給付金は受けられないことを意味しています。

家賃の支払いに不安があるから相談に行っているのに・・・。


(2020年5月13日追記)
「支給金額は生活保護の住宅扶助費の額となってます。」
と言うご指摘もいただきました。訂正して感謝申し上げます。ありがとうございます。

各自治体(お住いの地域)によって、住宅扶養費の金額が決まっており、それによって支給額が違うと言うことですね?!


さらに、最も重要なところは、
各自治体によって、支給スケジュールが異なります。

東京都豊島区の場合、
5月中の申請は、6月初にまとめて審査がに行われると言うことです。
申請月→翌月初の審査→(初回給付)翌月の25日前後

※つまり、月初に申請しても、翌月の家賃支払い分からです。
(通常、賃貸借においての家賃支払いは、当月分ではなく、翌月分の支払いなので)2ヵ月先の家賃支払い分~ということになります。


豊島区住宅確保給付金について(豊島区のHP)

コロナウイルスのことで給付申請をしているのに、このスケジュールはどうなのか?とは思いますので、あえて言わせてもらいます。
この社会情勢の中で、住宅確保給給付金の給付をしてもらえるなら、申請~1,2週間で審査、出来れば申請月内に審査結果をはっきりしてもらえないでしょうか?!
そうでないと、最大1ヶ月後の審査~2ヵ月後の支払い予定になってしまいます。(私を含め)多くの人は今月の家賃をどうするか?を考え申し込みに行ってるのではないでしょうか?



その上で、必要書類の確認です。

当然必要な書類等

  • 本人確認書類
  • 賃貸借契約書(のコピー)
  • 印鑑

その他必要な書類

  • 入居住宅に関する状況通知書
    家主や、不動産仲介会社に確認してもらう書類
    これだけは、事前に取り寄せて準備しましょう。
  • 家賃支払い履歴を確認できるもの(通帳や振込明細等)
  • 収入関係書類(給与明細や通帳等)
  • ・・これらは、個人事業主の場合は、銀行通帳の全部で証明出来ます。

その他

  • 支給申請書
  • 支給時確認書
  • ・・等、これらはその場で記入出来ます。


これらは、基本は一緒だと思われるのですが、各自治体によって必要なものや書式が様々です。
※お住いの自治体で確認してください。
(そうとしか言えないのが悲しいです。)


公共職業安定所(ハローワーク)へ求職の申込をすることは要件から外されています。

これは、コロナウイルスの関係で困っている人を支援すると言う意味合いで、ほんの最近、要件から外された事ですが、個人事業主としてはとても助かりました。

私が申し込んだのは、「単身世帯」における内容なので、〇やーは、申請人の状況によって違うはずです。

↑(繰り返しますが・・・)これは、東京都豊島区における、個人事業主・単身世帯の確認です。


筆者の場合、何度電話しても繋がらないので、直接行って数時間待って教えてもらい、その後、申請を受理してもらうところにたどりつきました。
給付してもらうだから仕方ないと言われればそれまでですが・・・。

必要な方は、早め早めの申請をおススメします。